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こんにちは!マーヴェリックプロパティの岩﨑(いわさき)です。
先日健康診断に行ってきました。
今年40歳になるので、健康状態は気になっており、実際に体力や回復力の低下も感じ、薬や病院に頼るようにもなりました。
私はウイスキーが好きで毎日飲んでいたのですが、健康診断もあることだしと、5月から禁酒を開始しました。アルコールの影響は1週間くらいの禁酒では抜けないようなので、最低1か月はチャレンジしようと思います。
また禁酒の効果をご報告しますので、お酒好きの方は引き続きブログをご覧ください!
さて、今回は「不動産の査定価格」についてご説明します。
査定依頼をしたことがあるがまだ売却していないという方、これから査定を依頼する予定だという方は、是非参考になさってください。
皆様は不動産の査定価格というものをどのようにお考えでしょうか?
私はこの10年以上査定をしてきましたが、ほとんどの方が思い違いをされていると感じます。
査定というと、ブランド品や車、昔のTV番組のなんでも鑑定団のようなイメージをお持ちの方が多いです。
車やブランド品の査定は、通常はその査定価格で売れるということを意味します。
これは不動産でいうところの「買取査定」です。
買取査定は、我々不動産業者が直接購入する価格ですので、基本的にはその提示価格で売れます。(最近、高額査定をした後に、契約直前になって値下げ交渉をする業者の噂をちらほら聞きますが...)
しかし、不動産業者が買取する場合は、その物件に手を加えて再販売する目的であり、いわゆる商品の仕入れと同じです。
当然そこには利益が含まれますので、買取価格は市場価格の7割前後であることが多いです。
もともと買取ということを理解して査定依頼された場合は、ブランド品などの買取と意味合いは同じですが、ほとんどの方は「市場での相場」を知るために依頼されます。
この「相場の価格」というのがクセモノです。
要は、あくまでも「市場に出す場合はこのくらいでしょう」というだけの価格ですので、不動産業者としてはその価格で売れずとも責任を持つ必要がありません。(もちろんプロとしては持つべきですが)
どういうことかと言いますと、不動産を売る方はみなさん「少しでも高く売りたい」=「少しでも高く査定してほしい」とお考えです。
不動産業者は皆、売主様のこの気持ちを理解しております。
なので、自社に任せてもらうために、実際には売れないであろう高額査定をする会社があるのです。
私が査定する際は、妥当な価格と、販売価格の上限額を根拠も踏まえてご説明します。
しかしそこでよく言われるのが「○○社さんはもっと高かったよ」という言葉です。ちょっと憮然とされる方もあります。
金額を聞くと、ありえない高額査定。私は正直にすべてお話ししますが、高額査定につられて任せてしまう方が本当に多いです。
そして、何か月たっても売れないという状況をよく目にします。
先ほども申しましたが、不動産の査定価格は「確実にそれくらいで売れる」というものではありません。
高く査定してもらったからと言っても、根拠がなければなんの意味もありません。単なる悪質な営業テクニックの一つです。
このやり方は私が不動産業界に入った時にはすでにありましたが、「一括査定サイト」の普及でより顕著になっております。
他社に負けたくない、自社に任せてもらうにはどうすればよいか、と考えた結果「売れなくてもいいから高く出す」という手法が生まれました。
ただ、そういった情報をご存じの売主様も増えており、7割くらいの方は見抜かれております。
何が妥当な価格なのかわからない、一度査定してもらったが適正な価格に思えない、などの不安をお持ちの方は、弊社にご相談ください。
弊社では売却についてのご相談はすべて私岩﨑がお受けします。
自社に任せてほしいがためだけのありえない高額査定はしませんが、少しでも高値かつ好条件で、売主様のご希望に沿った方法で売却できるよう最適なご提案をいたします。
是非お気軽にご相談ください!お問い合わせはこちら↓
監修者情報
代表取締役 岩﨑 理純
株式会社マーヴェリックプロパティは、不動産売却に特化した専門家です。代表自らが担当し、柔軟かつ迅速な対応で、お客様にご満足いただける取引を目指しています。不動産の価値を理解する購入者に繋ぎ、未来を支えるお手伝いをいたします。