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こんにちは!マーヴェリックプロパティの岩﨑(いわさき)です。
2025年になりました!今年もどうぞよろしくお願いいたします!
さて、今年1回目の投稿です。
今回のお話は、「相続の家族会議」についてです。
お正月に家族で集まり、相続について話された方も多いのではないでしょうか。
よくあるのが、実家をどうするのかや、以前相続し、そのまま放置してしまっている空家や土地を、さらに子供に相続させるのか、事前に処分するのかなどの問題です。
「相続問題」という言葉はよく聞くと思いますが、そもそも何が問題になるかご存知でしょうか?
相続税を心配される方も多いですが、実際は一定の富裕層の方以外はあまり関係ありません。
相続税には基礎控除があり、「3000万円+600万円×法定相続人の数」までの資産価額については課税されません。
また、不動産については売買の実勢価格ではなく、「相続税路線価」や「固定資産税評価額」により価額が決定され、売買相場よりもかなり低くなりますので、現金が多い場合や、投資用物件や豪邸をお持ちでなければ課税されないケースの方が多いです。
そして配偶者は、ざっくり言いますと「1億6000万円」までの価額は控除されます。
以上のことから、相続税を払う方は、全体の約1割ほどと言われております。
では、何が問題になるかと言いますと、
①財産全体の把握
②相続人の連携
③誰が何を相続するか
です。
①の財産全体の把握については、被相続人自身が元気なうちから終活し、「エンディングノート」を作成しておくことで解決できますので、相続予定の方のことを考えてぜひ取り組んでいただきたいと思います。
②の相続人の連携については、遠方に住む相続人とのやりとりで時間がかかることや、よくあるのが長年音信不通の兄弟がおり、連絡がつかないので相続手続きが進まないということがあります。
③誰が何を相続するかについては、いわゆる「争族」という揉め事の一番の原因です。また、事前に「相続放棄する」と言っていた兄弟が、いざ相続が発生した時に、「やっぱり相続する」と言われ、そこから揉めて手続きできないというケースも何度かありました。不動産の場合は売買できないので現金化できず、相続税の支払いだけでなく、葬儀費用なども手出ししなければならないということもあります。
こういった悲しい問題を起こさない為には、相続発生前にしっかりと家族会議をすることが重要です。
その中で、現金についてはわかりやすいですが、不動産については相続税評価額や相続してから実際に「いつ、いくらで売れるか」ということがわからず話がまとまらない方が多いです。
弊社では相続発生前からご相談をお受けし、スムーズな相続と、不動産相続後の管理や処分なども円滑に良い条件で進むよう、じっくりとお付き合いさせていただいております。
お問い合わせフォームだけでなく、LINEもございますので、お気軽にご相談ください♪
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監修者情報
代表取締役 岩﨑 理純
株式会社マーヴェリックプロパティは、不動産売却に特化した専門家です。代表自らが担当し、柔軟かつ迅速な対応で、お客様にご満足いただける取引を目指しています。不動産の価値を理解する購入者に繋ぎ、未来を支えるお手伝いをいたします。